初めてのマラソン大会で完走するための5つのヒント

さて明日、初めてハーフマラソン大会を控えていますか?無事に練習を終えることができたのなら、よかったですね。あとはもう26.2kmを走り切るのみです!練習はベストを尽くしたけど、まだそれでも不安という方に向けて、以下では、7度のマラソン完走経験を持つランナーが教える、初マラソン当日を乗り切るためのアドバイスを5つ紹介します。ぜひ今からでも参考にしてみてください!

 

 

  1. 準備万全にする

マラソン前日の夜、そして当日の朝は、不安と緊張でいっぱいでしょう。お気持ちはわかります。前日の夜には、持っていく物をすべて準備し、会場までの行き方と時間を確認しておきましょう。駐車場や公共交通機関の情報、トイレの場所を把握しておくことをお勧めします。当日は、混雑を避けるため、できるだけ早く会場に行き、ゼッケンを受け取りましょう。

 

  1. はじめはゆっくり落ち着く

あまりに急ぎ過ぎても、得られるものは何もないということを、私は身をもって学びました。エネルギーに満ち溢れ、アドレナリンも最高潮に出ていて、他のライバルランナーにも囲まれているので、つい調子に乗ってしまいがちですが、はじめから突っ走らないようにしましょう。

  1. 栄養補給は欠かさずに

過酷なマラソンでは、膨大なエネルギーを必要とするため、レース当日の栄養補給は非常に大切です。当日の朝食は、主に炭水化物をとります。トレーニングで試して良かったものでもアリですし、お粥やトーストなども良いでしょう。ホテルに宿泊している場合は、いつどこで食べるか事前に計画を立てておきましょう。そして、できればイオンウォーターか水で、レース前に十分な水分補給をするのもお忘れなく。

  1. 距離を把握する

マラソンは、肉体的な負担だけでなく、精神的な負担に打ち勝つことも必要です。それぞれのトレーニングプランにもよりますが、マラソンはほとんどの人にとって人生最長距離になるでしょう。しかし、「まだ24kmも残っている…」とネガティブに考えるのではなく、「小さな距離をたくさんつなげていく」ことをイメージすると、途方もない距離も怖くなくなります。普段のトレーニングメニューの1つをイメージして、途中の目標を設定してみましょう。

例えば、まずは5kmごとに集中し、地元のランニングイベントに参加している自分をイメージしてみてもよいでしょう。そうすれば、20kmまで走ったら、「よし、あと6kmだ!」と思うようになります。そして、26km地点に到達すると、ほぼゴールが見えるようになり、ここからどんどんアドレナリンが出てくるので、あとは突っ走るのみです!

  1. とにかく楽しむ

走ること自体を楽しむ、本当にこの一言に尽きます!一生に一度しか経験しないようなマラソンを、何ヶ月もかけて練習を積んでやっとスタートラインに立つのですから、当日はもう思いっきり楽しんじゃってください。レース前に他のランナーと会話したり、沿道の応援に耳を傾けたり、観客の雰囲気や喧騒など、イベントのすべてを楽しむようにしましょう。レース中、「一体なぜこんなことをしようと思ったのだろう!」と後悔することもあるかもしれませんが、無事完走して大切な人に祝ってもらえると、人生の中でも最高の瞬間になるはずです!

結果はどうであれ、マラソンを完走できたことは大きな誇りであり、ご自身が一生懸命努力した証です!初マラソン完走、おめでとうございます!